2013年02月08日
うれしい ひなまつり

■「あかりをつけましょぼんぼりに、お花をあげましょ桃の花」♪♪
みなさんがよく知っている歌です。
題名は”うれしいひなまつり”。
ほかにもたくさんのひなまつりを題材にした歌はあります。
でもやはり、ひなまつりの歌といえば、”うれしいひなまつり”がぴったり合います。
しかし、この歌最後まで歌える方、います? 歌は4番までありますよ。
そういう私も実は最後まで歌えません...。
若い方の場合は、替え歌なら歌える? という方が多いかも!!
この歌詞の中には、おひなさんに使う単語が たくさん出てきます。
まず、桃の花。(桜の花ではなく桃の花です。)
もちろん、三月三日を桃の節句とも呼びます。
五人囃子・お内裏様・官女(三人官女)・屏風・右大臣なども
歌の中に出てきますよね。
歌の中で”お内裏様とおひな様”とあります。
でも、お内裏様を男びな、お姫様を女びなと、解釈するのでしょうが、
お内裏様と呼ぶのは、少々違うように思います。
正確には”内裏びな”と呼んで、男びな・女びなの二人を指すようです。
ちょっとした豆知識ですが、ひな人形を買おうとお考えの方!
まずは楽しいひなまつりの歌を歌って、少し知恵を付けてからお店に行くと
楽しくおひなさんの買い物が、出来るかもしれませんね!!!
2013年02月05日
フランスワーズ・モレシャンさん

弊社、一押しの雛人形作家、ひいなさんの記念写真です。
清水久遊さんが、日本の伝統文化を、パリに発信する、「WABISABI2011」に出展されました。
左が清水久遊さん 、右がお孫さんの清水ゆたかさんです。
さて、中央の方を、ご存知でしょうか?
ご存知の方は、昭和時代の方ですね!
当時、あちらこちらのテレビで拝見した、
日本でもお馴染の、フランスワーズ・モレシャンさんです。
今でも、日本の掛け橋として、頑張っておられるようです。
70歳だいで、この美しさは、さすが元シャネル美容部長ですね!
さて、「WABISABI2011」に出展された感想として、
実際に開催されるまでの期間、清水久遊作の人形がパリの方たちの
目にどううつるのかとても不安でしたが、
当日多くの方が人形の前で足を止めてくださり真剣に見てくださっている
姿を見て、清水久遊ともに安堵いたしました。
「何でこんなにたくさんの衣装を着ているのか?」
「男の人と女の人で並んでいるが、誰なのか?」
「製作日数はどれくらいの期間を要するのか?」
など、多くの質問があり、日本の雛祭りという伝統行事を知っていただく
と同時にパリの方たちから寄せられる多くの素朴な質問に自分自身も
勉強させていただくことができました、との事です。

出展された、類似品が、上記画像の雛人形です。わび、さび を感じさせる逸品ですね。
同じ色を重ねる、ネガティブなイメージですが、完成されれば、飛躍的な「ものづくり」になります。
美意識のレベルが高いフランスの方々も、日本の「わび、さび」の意識に、一目おかれている様です。
しかしながら、現代の日本人は、フランスなどの美意識に目を向け、日本の良さを見逃しているのかも知れません。
2013年02月04日
【おひなさま】を飾る意義

「ひなまつり」に関する、興味深い文章が有りましたので、引用してお知らせさせて頂きます。
おひなさまを飾るひな祭りは、家庭で行う小さなお祭りです。
赤色の毛氈などで神聖な場所をつくって、赤ちゃんを守ってくれるおひなさまを飾り、
お供え物をして、誕生を祝い、健やかな成長と将来の幸せを願います。
おひなさまは、ひとりひとりの女の子の幸せを叶えてくれる、その子の守り神のような存在です。
お子様が毎年、おひなさまに親しく触れれば、おのずとその恩恵を頂けることでしょう。
また、おひなさまは、生まれたばかりの女の子に対する、周りの人たちのあたたかな思いをかたちにしたもの。
誕生をこころから喜び、健やかな成長と将来の幸せを願う「予祝」、
すなわち「未来予想図」そのものなのです。
日本の伝統を大切にするとともに、一人一人の女の子に、おひなさまを託してください。