松屋町 鎧の選び方

大阪松屋町 山本人形

2012年03月09日 11:48


松屋町にも、たくさん鎧がならび出しました。
本日は、鎧の選び方を、お知らせさせていただきます。

お節句に飾る品として、お雛様同様、
ケース入りと、ケース無しの平飾りと段飾りが、
五月のお節句にもあります。

ケース無しの場合は、「兜」だけと、全身揃った「鎧」、
子供の顔をした人形の「子供大将」があります。

鎧の選び方として、何も決めずにただ漠然と、松屋町に来られても、
漠然と商品を見るだけで、他と比較しずらいので、
予め、大まかな予算、何処に飾るのか、
鎧なのか兜にするのか位は決めてから、
松屋町に来られる事をおすすめします。

それから、これは女の子と同様、その子、その子のお守りになりますので、
誕生されて初節句を迎える前に、何か役をとってもらえる物を、
一つ飾ってあげてほしいですね。

よくお父様の物があるから譲るというお話を伺いますが、
皆さんは、神社で求めたお守りを、ご利益があったからと他の人に譲りませんよね!
それと同じで、お節句の飾りもお守りなので、一緒に飾るのは良いことですが、
その子に何らかのお守りが要ります。

江戸時代は武家が鎧を飾り、町民は鯉のぼりを飾るようになりました。

今はご家庭の事情で選ばれたらよいでしょう。

兜や鎧には値段の差がかなりありますが、皆さんはどうおもわれますか?
ブランドと答える方が多いかと思います。

それは、どれだけ手間をかけて作っているか、
機械工程が入っている物と、手作りの物とによって差ができます。

洋服でも、大量生産する場合、生地の裁断も機械で一度に切り、
パーツごとに作り、後で合わせて縫うのにくらべ、
オーダーは、その人の体に合わせパーツも作り立体縫製しますね。
鎧も作る工程がそのように違うので値段が違います。

予算をたてれ無い場合は、初めに申し上げた通り、
何にするのかだけ決める為、松屋町に見に来られて、それから予算を決めて、
もう一度ご来店されてから、鎧を選ばれたらよいでしょう。

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